ゆうとのの商品先物講座

講座と言っても、ほぼ商品先物取引の記録と雑感です。

東京ガソリン 10連続陽線新記録なるか!? 今日は「必殺!買い上がり作戦」の講義なぞ!(^^)!

東京ガソリンは現在72,420円。
果たして10連続陽線の新記録となるのか!
(1年以上過去の日足を探すのは面倒くさいので、とりあえず新記録。ww)
ガソリンの証拠金の値上がりが心配な「ゆうとの」です。。


東京ガソリン 日足


「利に任せて買い上がる」と書きましたが、
「あんな高い所を、どうして買うことができるのか?」と、お思いでしょうか。
それが、意外にできるのです。w


ガソリンを例にとって説明しますと。


ガソリンは、100円の値幅で5,000円の損益が獲得できます。
1,800円の値幅だと、9万円の損益となります。
ガソリンの現在の証拠金は、1枚9万円です。
ですから、+1,800円の値幅利益で、ガソリンがもう1枚買えることになります。


つまり、相場が順行した時、その値洗い利益を使って、もう1枚順張りをするわけです。
ガソリンだと1,800円幅順行すれば(値洗い9万円)、もう1枚買い増しても、証拠金余力は変化しない(減らない)、ということになります。
実質0円で、もう1枚買えるのです。(ちょっと大胆な考え方です。w)


この方法の有効性は主に2つあって、
1つは自分のポジション側を応援することができる(買い方なら買いを応援)という点。
もう1つは、注文可能額(証拠金余力)を減らさずに維持証拠金を増やせる、という点です。


普通は少しでも安い値で買おうとするものですが、この方法の場合は、「成行」で買って行きます。
なぜなら、高い値の方が値洗い利益が大きくなるので、安い値で買う必要がないのです。
(値洗い利益によって相殺されるので、値を気にする必要がない。
それなら、高ければ高いほど良いじゃないか、という理屈。
そのため、「買い上がる」という表現がよく使われます。)


一定の維持証拠金が常にある、つまり、一定の建玉を常に保有していることが大事だと言われます。
建玉が利益の可能性を生んでいるのであって、建玉がないというのは利益の可能性ゼロだからです。
(資金の一定割合が常に建玉に充てられていて、またその割合があまり大きく変動しないのが、安定した理想の裁量取引とされてます。)
そう考えて来ると、値洗い利益が出て充分もう1枚買えるのに買わないというのは、買わないことがエラーだと言えます。(※1つの考え方です。)
買わないことは、相手方(売り方)を有利にし、味方(買い方)を不利にします。
優秀な買い方が大勢いれば、値が上がって行くにつれ、どんどん買い増しがされて、さらに値を上げて行く、という状況が実現できます。


ガソリン4月限(先限)は、68,450円でスタートし、昨日の終値72,360円まで、ほぼ一直線に上昇しました。
発会で買い方になった人は、68,450円の買玉が70,250円で(+1,800円)、+9万円となり、2枚目をタダで買えます。
さらに、72,050円で、2枚の買玉の利益で、もう2枚買うことができるのです。
(合計4枚の買玉。
枚数を大きく増やすことが可能なので、逆の場合は、「売り浴びせる」という表現があります。
買いの方は「浴びせる」とは言いませんねぇ。買い方は優しい?ww)


このように、証拠金の額というのは、結構重要なのです。
(決済すれば、どうせ返って来るのだから、と気にされない方もいらっしゃるかも、ですが。)
また、証拠金相当額の値幅(ガソなら1,800円)というのは、気になるものなのです。

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